2.話題と提言-II

1.の話題と提言が200件に達したところで、新たにこちらで提言を進めることにした。当初目標とした件数に達した意味合いもあるが、使用するホームページ作成ソフトが、動作不安定にしばしば陥ったことにもよる。はっきりはわからないものの、1つのフォルダで件数が多くなったことが原因ではないかと思っている。

提言を進めるに当たっては、これまで通り批判的な内容が多くなると思うが、より良い解決方法を模索することを重点に置きたい。それと、将来に希望が持てるような話題をなるべく取り上げたいと思う。コロナ禍に見舞われてから益々未来が見通せなくなり、誰もが後ろ向きな思考に陥っているのではないだろうか。昨今、若い人達の間で昭和がブームになっているとも聞く。恐らく昭和40~50年代の古き良き時代が中心なのだろう。1970年(昭和45年)には日本で万博もあった。人々は新たな時代の到来を肌で感じ、未来に憧れ科学技術に夢を託した。人々の絆がまだ強く残され、社会の底流には温かいものがあった。我々はその真っ只中を生きた世代なので、今でも本当に良い時代だったと思える。逆に今、自分が若い世代だったとすると、果たしてこの世界に希望が持てたかどうか甚だ自信が無い。

確かに世の中は便利になり、金さえあれば何でも手に入るようになった。食に住に旅行にファッションに・・・、欲望を満たすアイテムは身の回りに溢れている。だが、それで本当に満足なのか。欲望には果てが無いので、充足させればさせるほど更に欲が出てくる。その反動なのか、心にはどんどん隙間が広がっていくように感じる。恐らく若い人達の中で、そんな思いが何となく湧き上がっているのではないだろうか。今は無くて昭和にはあったものを求め、若者達はさまよっている。ある意味それは、我々の生きた結果責任でもある。だからこそ、私自身はささやかな提言で後押しをしたいと思っている。これは一種の贖罪でもあるのかもしれない。





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